いのち生きる「商流」

手塚 伸

モデレーター

山梨県 知事政策局政策企画監

1959年 山梨県甲府市生れ。
1982年 信州大学経済学部卒業、同年山梨県庁入庁。主に企画、地域計画セクションに在籍し、地域政策形成を実践。途中(株)山梨中央銀行、(財)山梨総合研究所などへ出向。
2007年 商工労働部商工企画課へ。
2010年 知事政策局政策企画監。

社会計画、住民参加計画など様々な行政計画の策定を通じ、計画論に留まらない地域政策の体系を構築・実践。最近では、地域産業の新展開を通じて、地域の社会経済のあるべき姿を模索している。 また、国民森林会議常任幹事、多摩川源流研究所幹事、山梨学院大学ローカルガバナンス研究センター客員研究員、一般社団法人全国異業種連携協議会理事として、地域社会の課題とこれに対する処方箋、地域中小企業の活性化や新事業創造について研究・提言を行っている。

山崎 大祐

パネリスト

株式会社マザーハウス 取締役副社長

2003年 慶應義塾大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券入社。エコノミストとして、日本及びアジア経済の分析・調査・研究や各投資家への金融商品の提案を行う。
2007年 当初より決めていたバイクによるアジア横断旅行の準備のために同社を退社するも、創業前から関わってきた株式会社マザーハウスの経営への参画を決意し、同年7月に取締役副社長に就任。

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念の下、途上国にある素材や人材の可能性に光を当てたモノ作りを行っている。現在、バングラデシュから特産品ジュートとレザーを組み合わせたバッグ、服飾雑貨、ネパールからシルクストール等を展開。バングラデシュにはバッグの完全自社製造工場、日本では東京銀座や新宿、福岡、大阪等7店舗の直営店を展開し、生産者とお客様が直接つながるもの作りを行っている。

溝上 宏

パネリスト

株式会社ぐるなび 執行役員、営業本部本部長代行副本部長兼法人営業部 部門長

1971年 兵庫県芦屋市生まれ。
現在(株)ぐるなび 執行役員、営業本部本部長代行副本部長兼法人営業部 部門長。

1999年9月、株式会社ぐるなびの前身である株式会社NKBのネットワーク事業部に入社。大阪営業所で、主に北新地エリアを中心に営業を行う。2000年から福岡、札幌、仙台の営業所立ち上げを行い、それ以後、各地のぐるなび加盟店開発に携わる。2005年5月より現職に至る。全国の生産者やメーカーと、飲食店と一般消費者とを結ぶ、プロダクトアウトコミュニケーションの形成に携わる。好きな言葉は「weeds never die.」 月形半平太メールやべろメーターの開発やマルシェジャポン事務局プレジデントとして、マルシェの普及にも関わる。最近は神社を使った地方活性化(MVNO利用)に興味あり。

平井 義人

パネリスト

平井書店 店長

1963年 小田原市生まれ。
1985年横浜国大工卒、その後㈱ホーチキで煙センサーの研究・開発に従事。
1995年から平井書店(実家)に勤務、現職は店長。
現在、出版流通研究会の幹事、緩やかな商店会の連合体である「ほっとファイブタウン:H5T」の代表幹事、小田原まちなか市場の実行委員長。

研究職時代は、火災現象の研究、出雲ドーム・神戸ハーバーランドなどの広空間の防災システムの設計にも従事。またボーイスカウト小田原第一団のボーイ隊隊長、神奈川県連盟アメリカ派遣隊隊長を務め、青少年育成活動にも参加。現在は、地元地域密着の書店経営を模索しつつ、街中の活気を再構築するために、日々活動中。H5Tでは、グリーンカーテンPJ・街角コンサート・まちなか市場・まちなかシネマ等を計画・実行中、持続可能な体系も思案中。また、小田原市行財政改革検討委員も務め、事業仕分けにも参加。

兼頭 一司

パネリスト

株式会社しまの会社 代表取締役

1971年 愛媛県生まれ。東京大学経済学部卒。
2005年 凸版印刷(株)にてITの社内ベンチャー事業立ち上げ・運営などに関わったのち2005年同社を退社。(財)松下政経塾入塾。
2008年 同塾を卒塾後に、上島町弓削島へ移住。「しまの会社」を設立。

島の特産品開発・流通開拓やコミュニティカフェ「しまでCafé」の運営、耕作放棄地再生、空き家活用、塩づくり、アートイベントなど地域再生に取り組む。家族は妻と2歳の息子の三人。好物は弓削産ひらあじの一夜干し。

紹介動画

『第3回ローカルサミットin小田原』