ごあいさつ

第3回ローカルサミット-小田原・箱根・こゆるぎから始まるいのち甦るまちづくり-を盛会裏に開催できましたことをご報告申し上げます。300人を超える志民の皆さんが全国各地と地元から集ってくださいました。

初日、10月22日。 二宮尊徳翁ゆかりの報徳会館で、家族の絆を確認しつつ、かつて小田原の名産品であった竹のものさしを手に「新しいものさし」探しがスタートしました。

2日目、23日。 朝から6つのコースに分かれ、それぞれにこの地域の宝物を観て感じていただきました。 午後は「G11小田原評定」と称し、星槎学園という勉強に最適な素晴らしい環境の中で4時間に亘る「新しいものさしとは?  小田原モデルとは?」の真剣な議論。夜は山口箱根町長にもご来臨いただき、地の食材に舌鼓を打ちながら、出会いや旧交を楽しんでいただきました。

最終日、24日のまとめセッション。 敢えて会場に選んだ小田原駅地下街跡という、経営破たん後放置されていた場が3年半ぶりに活気を取り戻しました。加藤小田原市長ご参加のもと、11のグループからの報告とそれをまとめた一枚の絵「小田原モデル」。急遽取りまとめることになった2つの緊急提言「環境」と「アジア」。  次回から(少なくとも)10回目につなげるためのローカルサミット開催のハンドブックとなるべき「ローカルサミットデザイン」の説明。ローカルサミットのテーマソングもお披露目され、全員で肩を組んでの大合唱。そして、最後は次回第4回の富山・南砺開催が高らかに発表されました。(マルシェ・ジャポン・キャラバンとの同時開催もチャレンジでしたが、大いに賑わいました。)

人と人のつながりの大切さ、全てのいのちが互いに関わりながら循環していることの実感、そして、何より300人を超えるお仲間=志民が既に繋がっていて、今すぐにでも動き出せること。このことの素晴らしさをかみ締めております。今回のローカルサミットで得た知恵とネットワークを活かし、それぞれのフィールドで活動を続け、来年はさらに大きな成果を手土産に、富山・南砺でまたお目にかかりましょう。ありがとうございます。

第3回ローカルサミット実行委員会 一同