プレスリリース

とかちローカルサミット宣言

2008年09月09日

先進8カ国首脳会議が北海道・洞爺湖で開催された2008年7月、全国から志民が北の大地「十勝」に集まった。自然の厳しさと、広大で緑を中心にした色彩豊かな大地の息吹を五感で感じ取り、そのいのちの輝きに感謝しつつ、3日間に亘り、子孫から預かるいのち・地球の未来に向けて熱く語り合った。ここに参加者を代表し、全国、全世界の志民に向けて、次のように宣言する。  人類・いのち・地球が直面する危機は、グローバル資本主義に起因するところがあり、国民国家間の調整・協議のみでは解決できない。我々志民は、この危機感を共有し、これまでの延長線上に解決を求めるのではなく、忘れられかけている地域の仕組み、ライフスタイルの中に解決の手掛りを求める。日本がかつて有していた英知を学ぶことを通じて、生きとし生けるものを尊重し、循環と共生に立脚する「場所文化」を蘇らせ、発信し、連携していくことを宣言する。
蘇える「場所文化」は、利便性や欲望のあくなき追求をやめ、いのちの原点に立ち戻り、出あい、学びあい、助けあいに立脚するものづくり生命文明を目指すものである。感動に裏打ちされた、志民によるこの実践を通じてこそ、いのちと自然の無事が図られ、地球の未来があると信ずる。

我々は、持続可能なローカル社会創出のため次の6つを実践する。
①くらしの起点を、いのちの原点である農林水産業におく。
②環境保全は、森里海の連環から構想する。
③まちづくりは、都市と農村との交流を組み込んだ農商工連携による。
④豊かさの源泉を利潤追求型の産業からエコファクチャーへと転換する。
 いのちの輝きに貢献するものづくりに従事していく中で、人々の労働意識は「稼ぎ」から「仕事」へと転換する。
⑤金融は、貨幣に換算しきれない価値を増価させる新たな金融の仕組みも創出しつつ、貨幣価値至上の主客転倒から脱却する。
⑥学びは、いのち・心を大切にし、世代を紡ぐ伝統的共同体の教育力を再生し、活用する。

平成20年7月13日

第1回ローカルサミットin十勝

開催期間:2008年7月11日(金)~13日(日)

紹介動画

『第1回ローカルサミットin十勝』